Yoi Yoi Blog

創業100年 世界銘酒専門店 吉田屋のスタッフブログです。

ワインベイビー爆誕!

ワインベイビー爆誕!

こんにちは、リリーです。

私が「日本酒赤ちゃん」を名乗り出して早3年が経とうとしています。

そもそも「日本酒赤ちゃん」と言う名は、吉田屋に入社するまで日本酒の銘柄を何ひとつ知らず、「大吟醸」と名の付く酒が焼酎なのか日本酒なのかも分からないような私は、まず自分が日本酒において本当に何も知らないんだということを自覚するために言い出した言葉でした。ソクラテスの「無知の知」みたいな感じです。

しかし、3歳はもう赤ちゃんではなく幼児ですよね。言葉も話せるようになる頃でしょうか?

まさに今、日本酒に対してはそんな時期だなと思っています。言葉が話せるようになったら次は、語彙を増やしていかないといけない。

吉田屋で働いているのだから、吉田屋で扱っている酒にしか興味もなければ覚える必要もないと思っていたのです。

でも先日、店内をウロウロしているとこんな風にお客様に声を掛けられました。

「○○○(吉田屋で取り扱いのない酒)みたいな酒はどれですか?」

え……

衝撃でした。

それは、当然だよなと思ったからです。

自分の世界を広げようと思った時に、自分が好きなものを基準にするのは酒に関してだけでなく何にだって役立つ方法だからです。しかしそんなことをすっかり忘れていました。

その場は私お得意の愛嬌で、「吉田屋に置いてない酒はあんまり詳しくないんですよねぇ~、それってどんな酒なんですかぁ~?」と言って乗り切りましたが、まあなるべくなら使いたくない技ではありますよね……。スマートじゃないし。

でも、世の中には日本酒ってメチャメチャに種類があるんですよね~……。何から勉強していいか分からない。

私がお客様に聞かれたように、他の酒屋さんや居酒屋さんで聞くのも勿論方法でしょう。

吉田屋で上司・先輩がたに「○○って酒飲んだことあります?」って聞くのもいいと思う。

でも私は、まず、ワインの勉強をすることにしました!

ワインベイビー、ここに爆誕です!

ワインベイビー、ここに爆誕です!

「え、今日本酒の話してなかった?」とお思いでしょう。

はい、してました。でもだからこそなのです。ずっと同じ場所にいると同じ景色しか見えないじゃないですか。ワインもいい加減勉強しなくてはなと思っていたところです。

ワインの勉強をしていくうえで私の思考のクセとして、(これって日本酒だとどういうことなんだろうか?)などと絶対考えると思うのです。そうすることで、日本酒のことに対してもまた新たな気づきがありそうだな、と。

この間、上司に言われたのです。「常に同時進行で別のことをしなさい」と。

ちなみこれは今までにも結構何回か言われていたのですけど、最近になって漸く意味が分かりました。

(それは私の心がその言葉にチューニングがあったのかもしれないし、トンチキな私にも伝わるくらいに言葉の重みが増すような「何か」が上司にあったのかもしれないですね。そういうことを考えるのが好きです。)

また何か気づいたら、このブログに残していきますね。オギャー!