こんにちは、リリーです。
毎週交代でブログを書く約束を徹子さんとしているのですが、私が2週間サボりましたので大急ぎで更新します。
「ブログをさぼっていたので大急ぎで書きますね!!」と、徹子さんに言ったところ、「知ってる」とそれはそれは小さな声で言われました……。ごめん……。
さて、今回リリーのブログテーマは、
きたる10月1日は日本酒の日!
そして今年はこの日本酒の日が、中秋の名月!
こんな絶好のタイミングに、酒を飲まずして何をしますか!!
ということです。
・1978年(昭和53年)に日本酒造組合中央会が制定した「日本酒の日」。
多くの蔵で酒造りが始まる時期がこの10月です。
10月に入ると新米の収穫が始まり、全国各地の蔵が日本酒造りを始めます。
日本酒業界では、一般的な年度とは異なる「酒造年度(BY)」という暦が採用されており、毎年7月から翌6月までがひとつの年度として定められています。
しかし古くは、毎年10月から翌9月までとされていました。10月1日は、日本酒界にとって年明けだったのです。
・中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)は別名「十五夜(じゅうごや)」とも呼ばれる秋の風物詩。
私は小さなころ、おばあちゃんがこしらえてくれたお月見だんごや芋煮を食べたりした記憶がありますが、本来は一年で一番美しい月を愛でる日です。
愛で方は人それぞれですが、古くは月の満ち欠けを頼りに農耕を営んでいた古代人にとって月は信仰の対象であり、深い想いを馳せていました。
秋の収穫を神々に感謝する「月祀り(つきまつり)」が行なわれ、酒を神と酌み交わして楽しむ風習があったといわれています。
吉田屋に入って日本酒に触れて、四季やその時の催しに、いかに酒が密接かというのをいつも実感します。
当たり前のように今こうして消費している酒も、古くからの習慣や文化があったからこそ。
今ここで私たちが日本酒の日・中秋の名月を大事にしていけば、100年後の人たちもこういった四季折々の催しを大事にしてくれる人がいるのかも……。
最近SFにハマっているリリーは、過去・現在・未来に想いを馳せながらお月見をしようと思います。(ちなみこれは余談ですが、かぐや姫が日本最古のSF文学と言われております)